研究会等」カテゴリーアーカイブ

2013.11.3新潟史学会大会案内

下記の通り新潟史学会大会・総会が開催されます

第63回研究大会・総会
日 時 2013年11月3日(日) 13:00から
会 場 新潟大学五十嵐キャンパス・総合教育研究棟1階大会議室(新潟市西区五十嵐2の町8050)参加費 1総会資料代 会員300円,非会員500円
    2懇親会 3,000円程度(但し,飲酒されない会員・学生会員は1,000円)
日 程
12:30      受付開始
13:00ー13:10   開会の挨拶
13:10ー13:40   研究報告1 伊藤 聖登氏 (新潟大学大学院生)
               古代国家のエミシ支配
13:40ー14:10   研究報告2 園田 清人氏 (新潟大学大学院生)
               水利組合設置問題から見る地域社会
14:10ー14:40   研究報告3 阿部 奈津美氏 (新潟大学大学院生)
               盆のタナオガミ習俗にみる地域の共同性
14:40ー14:50  休憩

14:50ー15:20  総会
 2012年度事業報告・決算報告・監査報告,役員の改選,2013年度事業案・予算案,その他
15:20ー15:30  休憩

15:30ー16:30  記念講演 荻 美津夫氏 (新潟大学人文学部教授)
     七世紀における唐楽伝来の可能性を考える

16:30~17:30  記念講演 松本 彰氏 (新潟大学人文学部教授)
     戦没者記念の比較史ードイツ、アメリカ、 ロシア、日本: 1813ー2013,そして2014 ー

17:30ー17:40  閉会の挨拶・事務連絡
18:00―20:00  懇親会

問い合わせ先:
新潟史学会事務局 中林隆之・阿部昭典
   TEL FAX 025(262)6444・6830
Mail:nakabayashi■human.niigata-u.ac.jp
Mail:abe.aki■human.niigta-u.ac.jp
(SPAM対策のため@を■にしています)

2013.9.5新潟史学会例会案内

新潟大学に集中講義でいらっしゃる朴澤直秀氏を迎えて、新潟史学会例会を開催いたします。朴澤氏は近世仏教史、とくに寺檀制度など寺院をめぐる社会関係について精力的に研究をしてこられ、新潟県内の事例をとりあげた業績もお持ちです。今回は朴澤氏の業績をどのように受けとめるかについての報告をうけ、ご本人にコメントを頂きます。多数のご参加をお待ちします。

日時 2013年9月5日(木)18時~19時30分
会場 新潟大学総合教育研究棟A棟3F 学際交流室
報告 「朴澤直秀氏の業績をどう読むか(仮)」
    原直史(新潟大学)・高橋拓也(新潟大学大学院生)
参考 朴澤直秀『幕藩権力と寺檀制度』(吉川弘文館、2004)

・生協書籍部側の玄関からお入り下さい。また、会場へは2Fまたは4Fの奥の階段からお出で下さい。

・事前の連絡は不要です。ただし遅れて来られる方は、18時を過ぎると玄関が閉まっている可能性がありますので、事前にご連絡ください。

・終了後、大学周辺もしくは内野駅近くで朴澤氏を囲んで懇親会を開催します。参加される方は、8月28日(水)までにご連絡ください。

上記いずれもご連絡は当サイトのメールフォームよりお願いします。

新潟史学第69号刊行

新潟史学第69号が刊行されました。目次は以下のとおりです。

■追悼
 橋本博文「甘粕健先生を偲びつつ昨今の発掘調査報告書収蔵問題を考える」

■論文
 上田浩介「守護在京解体の画期と幕府求心力についての一考察」
 高橋秀樹「死に向かうヘクトルをめぐる人々〜『イリアス』第VI書に見る強制(強請)行為〜」

■動向
 片桐昭彦「シンポジウム「新潟県中越地震から東日本大震災へ―被災歴史資料の保全・活用の新しい方法をさぐる―」参加記」

■書評・新刊紹介
 森田真一「池上裕子著『日本中近世移行期論』」
 蓮田隆志「P.C.ブラウン著『共有地を耕す:近世日本における耕地の共同所有』」
 内田宏美「新潟大学人文社会・教育科学系附置環東アジア研究センター編『環東アジア地域における社会的結合と災害』『近世・近代越後佐渡災害史資料』」
 岩本篤志「白須淨眞編『大谷光瑞と国際政治社会―チベット・探検隊・辛亥革命―』」

■記事
 例会活動の記録
 新潟史学会会則・役員名簿

以上です。

なお、本号の会告で、新潟史学会第63回研究大会・総会を、本年11月3日(日)に行うことがアナウンスされました。同時にその場での研究報告の募集も行われています。

越佐歴史資料調査会夏季資料調査のお知らせ

越佐歴史資料調査会の夏季の資料調査が、来月8月24日(土)〜26日(月)の2泊3日で、新発田市滝谷をフィールドとして行われます。同会はボランティアの史料調査グループで、私も世話人の末端に名を連ねています。滝谷での調査も4年目を迎え、今年の調査初日には、新潟県民俗学会と合同で、昨年度までの調査の報告会を予定しています。

関心がおありの方は、是非同会のサイトをご覧ください。

2013年度歴史学研究会大会

去る5月26日に歴史学研究会大会に参加してきました。初日土曜日の全体会も興味深かったのですが、日中に地域学実習の授業を入れていましたので、やむなく断念して2日目のみの参加。しかし朝からなので前泊しての参加となりました。近世史部会のテーマは「宗教的秩序の受容と幕藩権力」。報告は以下のお二方。

  • 朴澤直秀「寺檀制度をめぐる通念と情報」
  • 梅田千尋「近世の暦流通と「暦支配」」

いずれも非常に力のこもった重厚な報告でした。部会運営委員の趣旨説明も含め、丁寧に実態を解き明かすことによって、いわゆる「宗教統制」をめぐる通念を相対化すること、あるいはさらに「宗教」という概念そのものを疑うこと、といった意図はクリアに伝わったと思いますし、実態を解き明かすとはいえ、おふたりの報告は単なる個別実証の枠を越えて、そこから大きく近世の国家と社会を見通そうという意欲にあふれており、刺激的なものでもありました。とくに朴澤さんの報告は、これまで同氏がおりおり発表してこられた論点をまとめたものという側面がありましたが、こうしてまとめて聞くと法令・先例・「偽法令」などの相互関係や流れが見事に浮かび上がってきて、一種の感動を覚えました。

実は私は諸事情でここしばらくの間、全国学会の大会等に出席できていませんでしたので、今回はかなり久しぶりだったのですが、報告や討論、そして懇親会も含めて、大いにパワーをもらって帰って来ることが出来たと思っています。

実は朴澤さんは9月に新潟大学での集中講義にお招きすることになっています。ご承知のようにこれまでの氏の研究の中では、越後国における寺檀関係等も多く検討対象としておられます。そうしたことから当サイトでも、後ほど少しまとめてそのお仕事を紹介しようと考えています。

地震科研研究集会

さる5月18日(土)に新潟大学で開催された、科研基盤研究B「前近代の地震による家屋倒壊率と津波到達点の研究―1707年宝永地震を中心に―」(研究代表者・矢田俊文)の研究集会に参加しました。私のものも含め、当日行われた報告は下記の通り。

  • 浅倉有子「駿河国岩本村史料、天保四年輪島津波史料の紹介」
  • 西山昭仁「歴史地震における被害評価方法の試案」
  • 谷口央「渥美半島の地震史料―鬮目作司氏収集資料の紹介―」
  • 原田和彦「善光寺地震における手代の役割」
  • 片桐昭彦「安政5年飛越地震における飛騨国小鳥川流域の被害と復旧―「飛騨郡代高山陣屋文書」所収の絵図をみる―」
  • 原直史「宝永地震における大坂市中の被害情報について」
  • 小野映介「伊勢平野における地形発達と津波履歴」
  • 矢田俊文「1586年天正地震と美濃大垣城の被害」

当日の論点は多岐にわたるものの、なかでも歴史学で普通に行われる史料批判の意義を、地震研究者に対していかに主張していくべきかという、ごくあたりまえのことの重要さを、あらためて確認できた会でもあったかと思います。

なお、同科研では11月4日(月・振替休日)に公開の研究集会を予定しています。