地震科研研究集会

さる5月18日(土)に新潟大学で開催された、科研基盤研究B「前近代の地震による家屋倒壊率と津波到達点の研究―1707年宝永地震を中心に―」(研究代表者・矢田俊文)の研究集会に参加しました。私のものも含め、当日行われた報告は下記の通り。

  • 浅倉有子「駿河国岩本村史料、天保四年輪島津波史料の紹介」
  • 西山昭仁「歴史地震における被害評価方法の試案」
  • 谷口央「渥美半島の地震史料―鬮目作司氏収集資料の紹介―」
  • 原田和彦「善光寺地震における手代の役割」
  • 片桐昭彦「安政5年飛越地震における飛騨国小鳥川流域の被害と復旧―「飛騨郡代高山陣屋文書」所収の絵図をみる―」
  • 原直史「宝永地震における大坂市中の被害情報について」
  • 小野映介「伊勢平野における地形発達と津波履歴」
  • 矢田俊文「1586年天正地震と美濃大垣城の被害」

当日の論点は多岐にわたるものの、なかでも歴史学で普通に行われる史料批判の意義を、地震研究者に対していかに主張していくべきかという、ごくあたりまえのことの重要さを、あらためて確認できた会でもあったかと思います。

なお、同科研では11月4日(月・振替休日)に公開の研究集会を予定しています。