投稿論文紹介

年度末に刊行された雑誌に2本の論文(ひとつは翻刻紹介ですが)が掲載されました。今年度は夏に体を壊して療養を余儀なくされましたので、ここまで復帰できたかと感慨ひとしおです。ただそれだけに内容は薄いものになってしまっています。近々いずれもオープンアクセスにする予定ですので、ご叱正ください。

『資料学研究』第16号 現代社会文化研究科プロジェクト「大域的文化システムの再構成に関する資料学的研究」2019.3
矢田俊文・堀田崇洋「地震被害評価方法の再検討
山内民博「『平安道中和府壬子式年戸籍」初探」
原 直史「個人による地震被害記録と客観性―善光寺地震の新出史料をめぐって―」

『佐渡・越後文化交流史研究』第19号 新潟大学大学院現代社会文化研究科・新潟大学人文学部プロジェクト「佐渡・越後の文化交流史研究」2019.3
中澤資裕「近世後期の本所組織と神職―吉田家江戸役所の地域展開に注目して―」
原 直史「資料紹介 歌舞伎台帳『新板越白浪』」(上・翻刻編)

前者は11月に開催された歴史地震史料研究会でのポスターセッション報告をもとにしたものですが、その後中野市博の大滝敦士さんなどにお世話になりながら現地調査もして、なんとか小論にまとめあげました。

後者はすこし畑違いですが、江戸で上演された歌舞伎で舞台が新潟や寺泊になっており、しかもその地域背景の描写がやたらと細かいという異色作で、いつか正面から考えてみたいと思っていたものです。来年の次号にちゃんと(下・考察編)が載せられるかどうか…

 

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